「アウトロイド」全地図

アウトロイド攻略地図

マップクリックで大きいサイズ(1056x1056)。「XFX-86H」でのサーチ結果に従って作成。スタート地点は左上端。
上下左右はループします。

スタート地点を中心にした地図はこちら。


凡例

地形一覧

地形名称特徴
メインベースMAIN BASE 中心基地。燃料の補充やダメージの回復ができる。スタート地点にある。
ウォールWALL 平面構造物。舗装路。特に問題なく通過できる地形。
オフセットOFFSET 立体構造物。いわゆる壁。通れない。
ホールHOLE 穴。堕ちれば即死。2キャラ以上の大きさのものもあるので要注意。
エナジーコレクター1ENERGY COLECTER 動力吸収プレート。乗ると燃料が急速に減る。長居は無用。
エレクトリックショッカーELECTRIC SHOCKER 電撃プレート。乗ると攻撃力・防御力を大幅に削られる。
エナジーベースENERGY BASE 燃料貯蔵庫。乗るだけで燃料が補給できる。ただし補給中は攻撃できない。
ベースBASE ロボット基地。敵はここから出現する。アイテムが隠されていることが多い。
メンテナンスベースMAINTENANCE BASE 保守基地。攻撃力・防御力を回復できる。
ピラミッドPYRAMID 超硬建造物。通れない。
デポジトリベースDEPOSITORY BASE 貯蔵庫。余分なアイテムを蓄えておけるが、使うには鍵が必要。
マグネットロッカーMAGNET LOCKER 磁石トラップ。乗ると一時的に動けなくなる。
ビームバリアBEAM BARRIER ビーム隔壁。何の用意もせず触れると防御力に致命的ダメージを受ける。
レーザーマインLASER MINE レーザー地雷。触れると攻撃力・防御力ともに致命的ダメージを受ける。

その他特殊地形

地形特徴
エナジーコレクター2エナジーコレクター3 動力吸収プレートの亜種。やはり乗れば燃料が減る。
コンベア縦コンベア横 動く通路。乗ると勝手に上・右方向に流される。
スペースレール縦スペースレール横 空中レール。いわゆる線路。特殊な部品があればこれを伝って移動できる。
水面 水路。「ハイドライド」と違ってそのままでは侵入できない。
電磁プレート 電磁プレート。一見ただの障害物だが...
ビーム地雷 ビーム地雷。レーザー地雷同様機体に致命的損傷を受ける。
離着陸ポイント 離着陸ポイント。空中移動時の離発着点。使うにはそれなりの装備を必要とする。
反陽子爆弾貯蔵庫 反陽子爆弾貯蔵庫。最終兵器が隠されている。
中央官制コンピューター CCC。災いの元凶。これを破壊するのが目的。

 他にも地形は存在するが、特筆すべき特徴もないので省略。


作品について

 科学技術が高度に発達した惑星クォーン。そこでは中央官制コンピューター「CCC」の反逆により、人類はロボットに迫害されていた。主人公ラモン・オクダイラはアーマードスーツに乗り込み、自由を求め、「CCC」に孤独な戦いを挑む。

 「アウトロイド」は1985年、ストラットフォードCCCより発売されたARPGです。同社はむしろ「マジカルズゥ」のブランド名で有名でしょう。1980年代中盤にはAVG「黄金の墓」シリーズやRPG「ザ・スクリーマー」等、竜と剣のファンタジーとは一線を画す、独特な雰囲気の作品をあれこれ出していました。「アウトロイド」も、そうした作品の一つで、SF世界を舞台にしています。ついでに「CCC」の名はストラットフォードCCCの洒落と思われます。
 「アウトロイド」はMSX版とX1版が発売されています。16x16ドットのPCGタイルパターンによって構成されたマップは、グラフィックの粗さを巧くカバーするとともに、ソリッドで無機的なSF世界をよく表しています。

 ラモンことプレイヤーはアーマードスーツを操り、フィールド上をうごめく敵ロボットを撃破しながら、CCCの破壊を目指します。ゲームそのものはARPGに分類されていますが、それよりはむしろARPG風の探索ゲームといった方が的確でしょうか。経験値によるレベルアップというものはなく、マップ上に散らばるアイテムパーツを集めることで、スーツが強化されます。パーツには障害物上を移動できるようになるものもいくつかあって、アイテムを揃えるほど、より行動範囲が広がっていきます。特に飛行ユニットで敵の中心部に乗り込む展開は、本作一番の見せ場となっています。
 強くなるほど行ける場所が増えるという作りは、「ハイドライド」「トリトーン」等、当時のRPGではよく見られたものです。「ドラゴンクエスト」でラダトームから望んだ竜王の城にたどり着いた時のように、「見えるのに行けなかった場所」にたどり着くことは、寡黙な当時のゲームにおいて、何より「物語」を強く感じさせるものでありました。

 本作には「スカイギャルド」という続編が出ています。こちらはシューティングゲームで、MSX1で2ドット単位のスクロールを実現するなど、技術的に結構凝ったことをやっていました。ただしゲーム自体が難しかったからか、「アウトロイド」ほど有名にはなれなかったようです。

文頭に戻る目次に戻るトップページに戻る