最上橋を渡り左沢を抜けるとすぐここに出る。ここを右折して国道287号線を1kmほど走れば道の駅おおえ「テルメ柏稜」がある。同敷地内の健康温泉館は利用しやすくてよい。
国道458号線後半の難所。一見国道は直進しているようだが、実は右の畦道こそが国道で、道なりに走っているといつのまにか県道に突入してしまう。直前の標識では県道も国道も同じ太さで表示されているのでダマされやすい。周りをよく見ると「平塩追分」の石碑がこっそり置かれている。
やっぱりここも国道だった。車が一台通れるぐらいの幅しかないため離合は難しい。
こんな所まで通る。地元住民はここが国道だと知っているんだろうか?
山辺町大寺付近。標識では直進すれば国道となっており、地図でもそうなっているが、その通り直進すると県道の標識が現れてコースアウト。ここは左折するのが正解のようだ。なんでこうなるの?(その後この標識は修正されました)
ひなびた町並みが続く。町を抜ければ田園地帯が続く。
目の前を横切るのは国道348号線。近くにある長谷堂(はせどう)は古戦場として知られる。
本沢から山を登っていく。このへんはブドウの産地で、山の斜面を利用してブドウ棚が掛けられている。
道はよいが細くて見通しが利かない。
例によって左の細い道が国道。道なりに進むとコースアウトする。ここを抜けると一気に上山市街の展望が開ける。
「止まれ」標識で国道を遮るのは市道。市道よりも優先されない国道というのも。
坂を下り、住宅地の中を抜けていく。
複数の県道を無理矢理つなげたため、随所で折れ曲がるこの国道最後の右折地点。
ここを曲がればあとは終点までまっしぐら。
山形3桁国道の重鎮458号線もここが終点。代替ルートらしく国道13号線に始まり国道13号線に終わる。総延長約118km、4市3町2村を巡る旅もここでおしまい。
注:2002年夏、国道13号線バイパス開通に伴い、終点は300メートルほど東の別の交差点に移動した。
(2000年5〜7月取材・2002年12月記)
アクセス:始点は新庄市国道13号線五日町交差点。終点は上山市国道13号線石曽根交差点。
所要時間:総延長約118km。始点から終点まで自動車で6時間程度。
冬季閉鎖:
有。大蔵村肘折から寒河江市柳の沢まで。11月中旬〜6月下旬あたり。しかし、路肩欠損や落石・雪崩の危険などのため、解除直後でも全線を通れないこともしばしば。確実に通行できるのは7月か8月以降。
特記事項:
一部国道47号線や112号線との重複区間あり。冬季閉鎖区間は全くの林道。未舗装区間(総計約10km)、見通しの悪い隘路、急カーブなどが続くため運転には注意が必要。コンビニやガソリンスタンドはもちろん民家すらないため、行くならそれなりの用意と覚悟をしておくこと。山形市長谷堂付近は見通しの悪い急カーブが続く。全体的に道が細く複雑に折れ曲がっているためコースアウトしやすい。完走を目指す方は要注意。