大師峠を越えると遠くに月山が見えてくる。国道458号線は月山と葉山(かなり葉山寄りだが)の間を通っている。
十部一峠のすぐ手前。葉山(1462m)へと続く林道。
ここの終点から葉山山頂までは1時間で、葉山登頂最短コースとして知られている。
葉山と名の付く山は全国各地にあるが、ここの葉山はその中でも最も標高が高いらしい。
国道458号線のまさに山場。標高874m。始点からここまで58.4km、肘折からは18.4km。峠の名前はこの近くにある永松鉱山に由来するという。国道はおそらく、鉱山や葉山への道として発達したのだろう。峠の近辺はきれいに舗装されている。
65kmあたりにある謎のプール。茶色く濁った水が溜まっている。何のために作られたのだろう?
寒河江側にも3kmほどダートがある。
途中砂防ダムをいくつか見かける。山奥だというのにどうやって作ったのか。環境への影響はないのだろうか? これは寒河江側の通行止め区間入り口にあるもの。
国道112号線との交差点にある案内標識。大江町へ向かい寒河江川を渡るまでの700mほどは再び重複区間となる。ここから山形方面に向かって7kmほど112号線を走れば道の駅さがえ「チェリーランド」がある。JAのアイスで有名だ。
山形で最も整備された道と最も整備されてない国道が併走する。
国道なのに一時停止の標識が! ちなみにここの手前には、最上川の展望で知られる楯山公園がある。
楯山公園(通称日本一公園)から見る最上川
国道はこの交差点で左折している。こんな調子で国道は左沢中心部をぐるりとまわりこむように走っているため分かりづらい。この辺にはガソリンスタンドやコンビニもあるので補給にはちょうどいい。
最上川に架かる橋。10tを越える車両は通行禁止。しかも片側交互通行。入り口にはこれでもかと言わんばかりにポールが立っている。これというのも老朽化が進んでいるため。遠くから見れば風光明媚な名橋である。