断崖を越えたこの辺は牧草地。向こうに葉山が見渡せる。薄汚れた謎の小山の正体は、3月のラングラウフスキー大会に合わせて作られた巨大雪だるま「おおくら君」のなれの果て。5月頃までは溶け残っている。
ここを抜ければすぐ肘折温泉。湯治場としても知られる名湯だ。
冬季通行止め区間直前最後の分岐。右折すれば肘折温泉、左折すれば国道。
前方は切り通しになっており、将来はここに道を通すつもりなのだろうが、いつになるのか?
ちょっと進んだところから振り返るとこんな具合。
通行止めの間はゲートが進入を阻んでいるが、夏になればご覧の通り。始点からここまでだいたい40kmほど
ゲートをくぐると急に道は細く険しくなる。周りを見ても山ばかり。
やけに立派な国道標識発見。やはりここは国道だった。
ゲートから2km程走ると最初のダートが現れる。国道なのに。
大蔵村と寒河江市の境、十部一峠は最上郡と西村山郡を分ける郡界でもある。
河原には大きな岩まで転がっていた。奇しくも「落石注意」の標識まで見える。
この程度の路肩崩壊は毎年当たり前。下を流れるのは祓川。
これまでの山道が嘘のように立派な舗装路が現れる。大蔵村にとって国道458号線は村内唯一の国道であるため整備に熱心なようだ。荒井は今のままがいいけれど...
始点から53km。この時は蝉とウグイスの鳴き声の中をオニヤンマが飛び交うという不思議な光景が見られた。