最上地方と村山地方をつなぐ道は数あれど、ほとんどは国道か主要地方道となっている。その中でも福舟峠を越え、尾花沢市と舟形町を結ぶここ、県道318号線はただの県道となっている。そのとおり、辺鄙な山奥を通る交通量の少ない道だが、そこにはかつて採鉱で栄えていた歴史が埋もれていた。

県道はここから延びている。まずはここを右に曲がる。

県道に入るとまずは山と田んぼが目の前に広がる。

道ばたで発見。「ほがえだすなず!!」(そんなにスピード出すなよ!!)
交通安全を呼びかける看板らしいが、このヘタレ絵の人物の正体はいったい。

最初の大きな集落。農業地帯だけあって大きな車庫付きの住宅が目立つ。

寺内を抜けると鄙びた感じが増してくる。

福舟峠下、尾花沢側最後の集落。道はお社の手前で左折する。

お社の手前で曲がると道は急に狭くなる。こんな道まで。

峠の入り口にある小屋。何のための建物かはわからないが、赤い三角屋根がおしゃれ。

南沢近辺から徐々にダート(砂利道)に変わる。緑も多くよく均されているので気持ちよく走れる。

峠だけあって急カーブやブラインドコーナーが続く。幅員が狭い上ガードレールもないためご注意を。

途中で渡る小川。水は意外と澄んでいた。川は最上川に注ぎ込む。

おそみや川を渡ったあたりから本格的なダートが現れる。
(2004年現在、道は全線舗装され、ダートはなくなってしまった。)