通称笹谷街道。笹谷峠で奥羽山脈を越え、山形市と仙台市、ひいては日本海側と関東を結ぶ道として古くから開けていたらしい。2002年、長らく通行不能だった笹谷峠が開通し再び全線を通れるようになったのは喜ばしい限りである。
仙台市は長町の何の変哲もない交差点から道は始まる。背の高いマンションが目印。
仙台市中央に近いだけあって、交通量が多い。
仙台市西多賀付近。ファミレスや大型家具店などは郊外の幹線道路ではよく見かけるもの。
名取川を渡ったあたり。右に見える高架は仙台南部道路。
ここを過ぎたあたりから、車の量が減ってくる。
ここで右に曲がれば仙台の奥座敷秋保温泉へ行ける。国道は左。
川崎町に入ってすぐのところ。大雨による土砂崩れでこの付近が通行止めになったこともある。
名取川支流の碁石川をせき止めるダムとその人造湖。釜房湖の水は農業・工業・飲料などに使われている。
このあたりは風景もよくてドライブするには気持ちがいい。
川崎町の特産品、こんにゃくやキノコを売っている。併設のレストランには特産品を使ったメニューもあるようだ。向かいには国設みちのく森の湖畔公園がある。コンサートとかイベントなんかがよく開かれている。
その後国道は右折し峠を目指す。この写真でいうと右から来て奥の道に入っていく。
ここで曲がらずまっすぐ行くと高速道路に入ってしまう。
ぽつぽつと道の両側に松並木が現れる。街道を感じさせる風景。
風景はどんどん鄙びた感を増してくる。奥に見えるのが山形自動車道。笹谷峠周辺では国道286号線とほぼ併走している。ついでにこのへんには評判のラーメン屋がひしめき合っていることでも有名だ。
峠下最後の集落。国道から少しそれたところ。
山形自動車道笹谷IC。峠が通れないときはここから山形自動車道に入り、笹谷トンネル経由で山形に抜けられる。
いよいよ葛折りの笹谷峠へ登りにかかる。国道は笹谷峠で奥羽山脈を越える。