今回紹介するのはログイン掲載「ジャンケンクエスト」！　「ミッドナイトチェイス」シリーズの高原保法さん制作のジャンケンRPGだ。ゲームは手持ちの「手」を一つ選ぶところから始まる。選択次第で序盤の展開が決まるので、慎重に選ぼう。

　スタート付近には受付嬢がいる。彼女もジャンケン魔王の影響を逃れた一人で、キミの冒険に協力してくれる。ここではガバスと引替えに役立つアイテムを譲ってくれる。まずは残る手を買いそろえることを目標にしよう。許可証もぜひ欲しいけど、高くてまだ手が出せないなァ。

　ペーパープレーン来襲！　「紙飛行機」だからアノ手を出せば必ず勝てるザコだけど、最初の選択次第では勝てない相手でもある。だから最初の選択はとても重要なんだ。

　さっそくレベルアップ！　体力が上がるだけだけど、体力さえあればジャンケン勝負で多少の力押しが効くようになることも確か。来たる魔王との決戦に向け、しっかり上げていこう。

　トイレで体力回復中。体力回復にはチケットが必要で、さらにチケットはトイレでしか使えない。トイレの場所はしっかり覚えておこう。ビルの中には隠されたトイレもあるゾ。

　なんとかガバスを貯め、すべてのジャンケンの手がそろった。でもこれでようやく他の敵と「対等に」戦えるようになっただけ。冒険はここからが本番、少しずつ探索の手を広げていこう。

　随所にあるドアは小部屋の入口。ある部屋のロッカーを調べると鍵が見つかった。これがあれば赤いドアを開けられるけど、開けた分だけ消費してしまう。鍵は30ガバスで買うこともできるゾ。

　ある部屋で「手の像」を発見した。グーをかたどった像だからこれが本当の「グー像」...というのはさておき、部屋にはアイテムが置かれていることもある。アイテムを探して集めていくことで、魔王のもとに近づけるんだ。

　ジャンケン・マンに捕まった！　ジャンケン・マンは突然床から現れ、こんな具合に捕まってしまうことが多い。ジャンケン・マンは本作随一の難敵。一撃で倒せない上、手をパターン化することもできない。できるだけ戦わずに済ませたい相手だ。

　目の前に現れたのは、哀れな編集者のなれの果てのーまるマン。ステータス的には弱いけど、パターン化できないので意外と手強い。無理して戦う相手でもないので、動きを見てうまくかわそう。いかにして「戦わないか」ということが、中盤のカギになるゾ。

　ある部屋に飛び込むと、ここにも受付嬢がいた！　彼女も魔王から逃れられたようだ。ここのおねえさんは便利なアイテムを売ってくれる。特に「すり抜けマント」は中盤の必須アイテムだから、ぜひとも手に入れよう。マントを買うと「マント」コマンドが追加されるぞ。

　マントを使えばこのとおり、敵とぶつかっても戦闘を避けられる。ただし有効なのは使った画面のみで、1回使ったらパワー切れでしばらく使えない．．．実はマントのパワーは画面を切り替えるごとに少しずつチャージされる。これを利用すれば．．．

　貴重な攻撃用アイテム、スーパーブレスレット発見！　手にするだけで攻撃力が2倍になるスグレモノだ。これ一つあるだけで戦闘がグンと楽になる。早めに手に入れよう！

　ジャンケン小僧出現！　小さくすばしっこい上、体力も高い。しかも確実にこちらの手を読んでくるので、まともに戦えばまず勝ち目はない。勝つためには「手を読むこと」を逆手に取るしかない。

　そうじのおばさんと遭遇。彼女は動かない上ここにしか出現しない。勝てば重要アイテムが手に入る。魔王に操られていながら、キミに協力してくれているのかもしれない。

　おばさんから授かった謎のアイテム「ほうき」。新しいコマンドが追加されているのでエイヤッと試してみると．．．なんと隠しドアが現れた！　どうやらビルにはまだまだ隠された部屋があるようだ。ほうき片手に新しい部屋をどんどん見つけていこう。

　ある部屋にはおねえさんが隠れていた。ここではガバスと引替えに有用な情報を教えてもらえる。しかし情報料は高価。ズルいけど、情報を聞く前にセーブして聞き出したらロードしてやり直せば、ガバスの節約になる。コソクな手段だけどね。

　ほとんどの部屋のロッカーは「運試し」。左右の扉どちらかにガバスが入っているというものだ。当たる確率は2分の1で、得られるガバスは15程度。数をこなせば結構な額になるので、こうした部屋をまわってガバスを稼いでもいいだろう。

　新アイテム「魔法の杖」をゲット。持っていれば、敵の出すだろう手が赤く表示されるようになる。的中率は50%ほどで、強い敵には通用しない。効果はないよりマシ程度。買うかどうかはお好みで。

　「3つの手の像を集めてきてね」　8階のある部屋にいるおねえさんが意味深なことを言う。どうやらここに三つの手の像を持ってくれば、何かが起こるようだ。ここまで来れば、ゲームはそろそろ終盤に入る。

　おねえさんの情報を元に隠し部屋を探す。しかしその場所に行ってもドアはなく、隠しドアさえ現れない。入口はいずこ？．．．入口はドアだけとは限らない！

　200ガバスを貯め、あこがれのエレベーター使用許可証を購入。これで自由にエレベーターに乗れるようになる。階段より楽に移動できるのはもちろん、行けなかった場所にも行けるようになるゾ。

　さっそくエレベーターでしか行けない4階へ。一見何もないけど、隠しドアがいくつかある。おねえさんもいるので話を聞いておこう。

　開かずのドアを発見。ここにも部屋があるようだ。ここまで来たならば、どうやって入るかはもうわかってるよネ。

　像をそろえて8階へ。とうとう9階への道が開かれた！　9階にはびるぶりんが待ち受ける。強いが移動パターンが隙だらけなので避けるのはカンタン。魔王はこの先だ！

　ついに現れたジャンケン魔王。しかし秘技「後出し」でことごとく打ち負かされ、一方的にやられてしまった。これを封じぬ限り魔王には勝てそうにない。どうやらまだやるべきことが残っているようだ。

　データをロードしてやり直す。ビルのある階を探っていると最後のアイテムが見つかった。これさえあれば勝てるかも．．．さあ、魔王に再挑戦だ！

　禁じ手「後出し」を許されるあとだし手袋。手に入ればザコ相手にやられることはなくなるだろう。ただしキー反応の悪さと選択時間の短さが玉にキズ。勝つ手を選ぶというよりも、負けない手を選ぶためのアイテムと考えた方が良いだろう。
　こんな具合にアイテムの使い方や立ち回り次第で必ず敵の裏を掻けるようになっているから、「ジャンケンクエスト」の戦闘は面白くなっているんだ。

　そして再び魔王と対決。手袋があっても魔王は強敵。ザコのような小細工は効かず、真剣勝負で戦うことになる。最後に頼れるのは己の体力と時の運。幸運を祈る！