今回挑戦するのはポプコム掲載アクションゲーム「SPIRIT」!　順番が逆になっちゃったけど、以前紹介した続編「SPIRIT II」に劣らぬオモシロ作品だ。左上の妖精みたいな奴が主人公ピーター。こいつを操ってスライムをやっつけていこう。

　さっそくスライム退治中。スライムに壺を押しつけると、壺とともに消滅する。スライムはそれぞれピーターと座標を合わせるように移動してくる。これを利用して壺の近くまでおびき寄せ、一気に押しつけよう。グズグズしていると壺の中に居座られ、倒しづらくなるゾ。

　ところどころにある青いバリアや波線は安全地帯。ブルーラインとか柵といった名前があるけれど、要はこの中にいればスライムからのダメージを受けずに済む。ぶつかったダメージは1発25とばかにならない。安全地帯はステージ各地にあるからうまく利用したい。

　商店ではお金と引替えにライフを回復できる。ありがたい施設だけど、どこにでもあるわけじゃなく、一回入ると消えてしまうので、なかなか利用する機会はないだろう。作者によればこの商店は「飯屋」なんだそうで。

　壺でできた大きな「？」。何の意味があるかも「？」だけど、ヒット数を稼ぐには絶好のポイントだ。壺が適度に並んでいる場所は狩り場と心得よう。そういうやずっと昔、校庭に机で「９」の字を作ったという事件があってねぇ．．．いかんいかん、歳がバレる（おい）。

　鍵ゲット！　各面クリアするにはスライムを倒すだけではダメで、鍵を拾わなければならない。ここの鍵は壺に取り囲まれていた。壺は下手に動かすと、道をふさいでしまうこともある。よく考えながら取りに行こう。

　ようやく扉に到着。条件を満たしてここに飛び込めば面クリア。クリアするとパックマン風のデモが見られる。これは「II」にも引き継がれているんだ。

　2面ではいきなり湖越えを強いられる。湖はどんどんライフが減っていくので長居は禁物。グズグズせずにさっさと渡りきろう。

　さくらんぼやお金がいくつも落ちている。さくらんぼは食べるとライフが大幅に回復するウレシいアイテム。お金は商店でライフと交換できる。ライフは気が付くと消耗していることが多い。こうしたアイテムはできるだけ拾っておきたい。

　鍵の形に壺が並んでいる。その中には本物の鍵。鍵を取るついで、ここでヒット数を稼いでおこう。スライムを倒しても少しだけライフが回復する。クリアするなら10匹倒せば十分だけど、狩り場でライフを稼いでおくと、後が少し楽になるゾ。

　林の先はまた湖。2面は最後の最後でまた湖越えが待っている。通路が狭いとスライムと鉢合わせしそうだけど、実は湖ではスライムのダメージは無効化される。焦らず落ち着いて進もう。

　3面にやってきた。壺が密集しているポイントは狩り場であると同時に、行き詰まりになりやすい要注意ポイントでもある。くれぐれも壺の動かし方には気をつけよう。

　カジノでルーレットに挑戦中。ここでは出目に応じたお金がもらえる。しかしゲーム中登場するのはココだけ。まぁ、近くに商店もあることだし、運試しと洒落こみましょう。

　4面はいきなり難しい。行く手を塞ぐ壺を消す以外に、道を作る術がない。壺を動かすタイミングを誤れば即ハマる。この狭さではスライムも思うように誘導できず、かなりの苦戦を強いられるだろう。このゲーム屈指の難関だ！

　無事難所をクリアしたからといって油断は禁物。通路が縦に往復する場所は、不用意にスクロールさせると折り返し地点をスクロールアウトさせてしまい、進路を絶ってしまうことがある。とりあえずは飯を前にほっとひと息．．．

　これも難しい局面。再びスライムを利用して壺を消さなければならない。スクロールも使いながら、スライムを壺の下までおびきだそう。
　続編よりも速度は遅いけど、前作ではところどころでこういうテクニックが必要になる。ある意味続編以上にアクションの腕前が問われると言ってもいいだろう。

　とうとうやってきた最終面。壺が並ぶ区画の先には、細い通路が延びている。ここで通路を抜ける前に1ラインでもスクロールさせると、ハマってしまうので注意が必要だ。スクロールさせるときは、進路確認をお忘れなく！

　壺が密集する場所で最後のスライム退治。各面壺の数は有限で、スライム退治ができる場所は限られている。壺の動かし方、スクロールのタイミング、スライムを倒す場所等々、先を見越したプレイが求められるのが本作の面白さ。見た目こそかなり変わったけれど、これが続編にも受け継がれたんだ。

　最後の難関。二つの壺が通路を塞いでいる。壺の間隔はたった1キャラ。これを利用してスライムを倒し、道を作らなくてはいけない。ここを抜ければオールクリアまであとひと息だ！

　全5面を戦い抜きエンディングへ。ピーターは無事お姫様を救いだしました。めでたしめでたし．．．なんだけど、壺を使ったことが続編につながっていく（笑）。速度はチョット遅いけど、面白さは折り紙付。入力もしやすいので、オススメしたい作品だ。