チャレンジ!オールドプログラム「PERSPECTIVE」

Written by 本名荒井

まずは空中戦

 今回挑戦するのはチャレプロ初のシューティング、ログイン掲載の「PERSPECTIVE」! 打ち込みプログラムながら、下手な市販ソフト顔負けの本格STGだ。ゲームは水色リング編隊との空中戦から始まる。まずは肩慣らし!

パワーアップカプセル

 目の前にパワーアップカプセルが現れた。このゲームでは確実なパワーアップが攻略の鍵となる。敵をかわしつつお目当てのパワーアップを狙おう。オススメはオプションと前方3WAYの組み合わせだ。

スクロール開始

 空中戦が終わりスクロール開始、道中へ。パワーアップもオプションと前方3WAYがそろい、火力は万全だ。流れ弾や不意打ちに気をつけながら、バシバシ敵をやっつけよう。
 どうでもいいけど「PERSPECTIVE」とは「遠近法」という意味の英語。ゲーム内容とどう関係があるんだろ?

ジャンピング戦闘機と偽TIEファイター

 前方から青い戦闘機の編隊が現れた。こいつらは全編にわたって登場するが、ザコながらトリッキーな機動をする侮れない連中だ。すれ違いざまに発砲することがあるのもイヤらしい。出現したら早めに叩くか、余裕を持って回避しよう。

オールマシン語の威力

 際限ない機影、乱れ飛ぶ弾丸。1面から容赦ない攻撃がプレイヤーを襲う。しかしこれはほんの序の口。この程度で根を上げているようじゃ「PERPECTIVE」は制覇できないゾ。
 これだけのオブジェクトをBGMを鳴らしながら、かつ処理落ちなしで動かせるのはオールマシン語の威力だね。

パワーアップは入念に

 1面はカプセルの出現量も多く、敵の攻撃もまだまだ緩い。ここでしっかりと装備を立てておくことが攻略の第一歩となる。1面クリア時点でオプション+3WAY+スピード+シールドぐらいは揃えておきたい。さらにスピード2段階とシールドx2以上あれば完璧だ。

1ボス十字UFO

 ステージを締めくくるのはもちろんボス戦。耐久力の高いデカキャラが1機のみならず、続々と襲ってくる様は圧巻! でも1ボスはまだまだ撃破しやすい方。斜めショットと前方ショットが当たるように張り付いて攻撃すれば、短時間で撃破できる。ありったけのショットを叩き込め!

ゴールゲート

 前方にゲートが見えてきた。各面はステージ最後にあるゲートに到達した時点でステージクリアとなる。ゲートが見えたら、周囲の敵や弾に気をつけながら飛び込もう。それとゲートにたどり着けさえすれば、必ずしもボスキャラを殲滅しなくともよいということを覚えておこう。

2面空中戦

 2面になるといきなり難しくなる。後ろから現れる敵も登場し、お目当てのカプセルが取れないこともしばしば。2面はカプセルが少なく、パワーアップが期待できない。だから1面でしっかり装備を立てておく必要があるんだ。

難敵ハバネロ

 ハバネロ出現! 自機とY座標が合うと、自機に向かって三分裂して飛んでくるのみならず撃墜できない。衝突すればシールドを張っていてもこちらが即死する。そのイヤらしさはまさに「暴君」。出現する位置を覚え、余裕を持ってかわすしかない。
 このゲーム、当初はもっと難易度が高かったとか。いったいどれほどムズかったんだ(泣)

隠しボーナス

 隠しボーナス発見! このゲーム、ボーナスが隠された場所がいくつかある。怪しそうな場所を見つけたら、地形に気をつけながら突っ込んでみよう。こんな具合に何か見つかるかもしれないゾ。2面には隠し1UPもあるから探してみよう。

コンティニューポイント

 ハバネロの猛攻に耐えつつ前進。2面後半でやられると、ここの直前から再スタートとなるが、カプセル出現数は極端に少なく、ハバネロのおかげで回収もしづらい。弱い装備のままで強力なボスとの戦いを強いられる。2面は全編を通じて一番難しい。やられたら復活はまず無理。最初からやり直した方が早いだろう。

狭隘路

 入り組んだ場所にさしかかった自機。先へ進むためにはこの狭い通路を抜けなければならない。狭いところは周囲の敵を早めに排除し、スクロールのタイミングを見計らってサッと抜けるのがコツだ。グズグズしていると挟まれてやられやすい。大胆かつ繊細に!

2ボスキバカイコツ

 2ボスは牙を生やしたガイコツだ。2面は道中の難易度も最高レベルならボスの強さも最高レベル。自機に向かってクロワッサン爆弾こと、破壊不能な弾を次々に吐き出してくる。1匹でも撃ち漏らせばその弾幕ですぐ追い詰められてしまう。積極的に前に出て、出現したらすぐに叩き潰そう。果敢に攻めて道を拓け!

3面迷路地帯

 3面は迷路地帯。敵の攻撃こそ激しくないが、複雑な地形が最大の敵となる。ルート取りを考えるのはもちろん、砲台やじりじりと詰め寄ってくる機雷を排除して、早めに進路を確保するよう心がけよう。後方からの敵との混成攻撃にも要注意だ。こんなふうに変化に富んだステージ構成も「PERSPECTIVE」の魅力だ。

チェックポイント

 この面のところどころには、いかにも何かありそうなくぼみが点在する。これはチェックポイントで、全てに入らないとステージクリアできない。一箇所でも逃すと、ループして3面を初めからやりなおすことになってしまう。もっとも、コレを逆手にとってパワーアップしまくるという荒技もあるけどサ。

壁

 行く手をふさぐ青い壁。こいつはショットで破壊できるので、遠慮なく撃ちこんで消してしまおう。データ量とプログラミングの兼ね合いからか、こういう地形ギミックのあるSTGは、打ち込みプログラムでは非常に珍しい。作者の技術力の高さが感じられるフィーチャーだ。

チェックポイントにご用心

 チェックポイントはやられやすいポイント。移動範囲が狭い上、出入りの際壁に衝突しやすいからだ。周囲の敵を一掃してから落ち着いて移動するのが、安全に通過する秘訣。ちなみに自機は胴体部分に当たり判定がある。

迷宮を往く

 目前に狭い通路が迫る。先に行くためにはここを抜けざるを得ないようだ。狭いところを抜けるコツは、なんといっても敵の排除とスマートな機動。うかうかしていると壁にぶつかって自滅しやすい。

3ボス毒蝶々

 3ボスは巨大な蝶の怪物だ。レモンのような弾を撃ってくる。見た目は手強そうだが、本体の移動範囲が限られているばかりかレモンが相殺できるため、実はこれまでのボスに比べて格段に対処しやすい。ただし突進攻撃と、忘れたようにレモン弾が放ってくる通常弾にはくれぐれも気をつけるべし。

曲者灰十字ファイター

 様々な敵が次々に襲ってくる4面。ログインでは「ほっといこいのひとときが送れる」と評しているが、決して気は抜けない。地形で悩むことはないが、その分トリッキーなザコどもに手こずらされる。
 「PERSPECTIVE」が面白いのは、敵のパターンや操作性といったSTGの基本となる部分が、こんな具合にしっかりできているからなんだ。

緑蜂出現

 この緑色のヤツには要注意! 少し前進しては後ずさりするのだが、後退するときに弾をばらまいてくる。出現したら早めに撃退しよう。ついでに赤い弾は壁を通過しない。壁を楯にして弾を防ぐのは、全編にわたって有効な戦法となる。

シールド補充中

 4面はカプセルの出現量が多い。これまでの戦いで傷ついた分を取り戻すのはもちろん、しっかりシールドを蓄えておこう。やられたときの復活も比較的容易だ。
 ちなみにこのゲーム、シールドは255枚まで張れるそうなんだけど、そこまで頑張った人はいるんだろうか?(笑)

イクラUFO

 中盤にさしかかると、突然自機を取り囲むように、イクラのようなUFOが出現した。十分にパワーアップしていればすぐ倒せるけど、そうでなければ侮れない相手だ。4面のコンティニューポイントはここなので、やられて戻されたときには十分気をつけよう。

4ボスビッグザリガニ

 4ボスはかなり手強い。猛スピードで突進すると、自機に向けて弾幕を張りながら後方に去っていく。そのスピードと挙動ゆえ撃破するのは難しい。倒すよりも、とにかく避けることを考えよう。N字を描くように動いて引きつけるとかわしやすいぞ。

ビッグザリガニの猛攻

 ようやくゲートが見えてきた。しかしボスの攻撃は一向に緩む気配がない。これまでのステージと違い、4面はゲートに飛び込むまで際限なくボスが出現し続ける。ゲートが見えてきたら、隙を見てさっさと飛び込もう。

5面要塞面

 5面はパイプが張り巡らされた要塞地帯。最終面だけあって空中戦の激しさは最高クラス。あらゆる方向からあらゆる敵が迫ってくる。十分にパワーアップしてから臨みたい。火力重視の前方3WAYで行くか、防御重視の後方2WAYで行くかはお好みで!
 要塞面が最後に控えているのはSTGのお約束なんだろうか(笑)

思いがけないパワーダウン

 しまった! この期に及んでノーマルショットを取ってしまった。無理してカプセルを取ろうとすると、こんな具合に誤ったパワーアップを選んでしまい、一転して窮地に陥ることもある。取りきれないと思ったら、あえてカプセルを見逃す判断も必要だ。

イクラUFOふたたび

 イクラUFO再び。今度は全方位から自機を取り囲んできた。さいわい再び3WAYを装備していたので、なんとか切り抜けられた。5面はカプセルの出現量が多い方だが、攻撃の苛烈さゆえ、やられてからの復活はかなり大変。何よりもやられないことを心がけよう。

ハバネロの逆襲

 いちだんと狭くなった通路に現れたのはあのハバネロ! ここではどうしても狭い通路内で避けざるを得ず、よく見てかわすしかない。早めに分裂させ、余裕を持ってかわすのがコツ。ここが最後の難関だ!

ラスボス宇宙獣

 そして地獄のハバネロ地帯を抜けると、いよいよ最後のボス戦だ。ラスボスは大きなツメを備えた宇宙獣。通路を塞ぐように出現し、大量の弾を撃ってくる。その全てを倒さぬ限りゲートにはたどり着けなさそうだ。

むしろザコに要注意

 ...とはいうものの、実は5ボスはそれほど苦戦しない。むしろボスの周囲でウロチョロしているザコの方が厄介だ。取り巻きはさっさと片付け、ボス本体に集中しよう。ボスの弾は少し射線をずらすだけで簡単にかわせる。あとは押し潰されないよう撃ちまくれ!

オールクリア!

 「CONGRATULATIONS!」 最後のゲートに到着すると、ボーナスとともにファンファーレとささやかなデモがキミの健闘を祝福してくれる。あっさりしたエンディングだけど、達成感が沸いてくる瞬間だ。
 難易度こそ高いけど、少し上達すれば先の展開が望めるので、つい何度もトライしてしまう。打ち込みSTGの傑作「PERSPECTIVE」、強力にオススメだゾ!

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