冒険の目的はストーリーに示されている。シッタールとなって邪神の王を倒し、新たな仏陀として聖地ガンダーラを救済すること。そのために何をすべきか、もう少し詳しく説明しておこう。
ガンダーラには八つの世界が存在するという。そのうち邪神の王の手に落ちたのは六つ。この六つの世界、通称「六凡界」が冒険の舞台である。邪神の王は各世界に強力な邪神を遣わし、六凡界を支配している。プレイヤーことシッタールは、六つの世界を順に巡って邪神を倒し、これらを解放していかなければらない。
足を踏み入れたばかりの世界は、邪神の手下たる怪物で満ちあふれている。まずはこれら敵を相手にレベルを上げていこう。経験値と同時に珠玉や食料を集めることも重要だ。HPが減ったら「菩提樹」を目指そう。また、敵だらけの世界にも協力者はいる。彼らと出会い、その力を借りることも必要となるだろう。
戦いを経て十分に強くなったら、いよいよ邪神征伐だ。邪神はダンジョンの奥に潜んでいる。邪神は強大で、ただ戦うだけでは倒せない。倒すには弱点を突く必要がある。弱点を知る者が必ずどこかにいるので、事前の情報収集も怠りなく。
見事倒せば奪われていた仏舎利壺が手に入る。しかしこれで終わりではない。仏舎利壺を見つけたら、各世界の中央にある「ストーパー」に納めに行こう。無事納めることができれば敵が消え、その世界は解放される。もし途中で死んでしまったら、ダンジョン攻略からやり直しとなる。もちろん仏舎利壺は失われ、邪神も復活してしまうので、納めるまでは気が抜けない。
世界を解放したら、どこかに隠れている如来様に会えるようになる。会って仏位を授かろう。仏位が上がれば珠玉と引き替えに、不動明王から新しい武具を受け取ることができるだろう。
一つの世界でなすべきことをなしたら、「冥府魔道」から次の世界へ旅立とう。かくして邪神の王から六凡界を解放し、ガンダーラに平和を取り戻すのだ!
LV | NEXT EXP | HP | 必要EXP |
---|---|---|---|
0 | 0 | 300 | 100 |
1 | 100 | 600 | 300 |
2 | 400 | 900 | 600 |
3 | 1000 | 1200 | 1500 |
4 | 2500 | 1500 | 2500 |
5 | 5000 | 1800 | 5000 |
6 | 10000 | 2100 | 6000 |
7 | 16000 | 2400 | 7000 |
8 | 23000 | 2700 | 8000 |
9 | 31000 | 3000 | 9000 |
10 | 40000 | 3300 | 10000 |
11 | 50000 | 3600 | 11000 |
12 | 61000 | 3900 | 12000 |
13 | 73000 | 4200 | 13000 |
14 | 86000 | 4500 | 14000 |
15 | 100000 | 4800 | 15000 |
16 | 115000 | 5100 | 16000 |
17 | 131000 | 5400 | 17000 |
18 | 148000 | 5700 | 18000 |
19 | 166000 | 6000 | 19000 |
20 | 185000 | 6300 | 20000 |
シッタールは一定の経験値を積むとレベルアップする。ここではレベルアップに必要な経験値を表にしてみた。
レベルアップの法則は比較的わかりやすい。必要経験値はレベル5までは不規則だが、それ以降はLVx1000が加算されていく。レベルアップするとMAX HPが+300,剣・鎧・法力の各PWが+1される。レベル20以降は20000エブリーとなるため、表では省略した。次のレベルになる経験値は、各界の不動明王から聞くこともできる。
当然レベルを上げるほど冒険は楽になるが、思い切って50以上といった具合にレベルを上げすぎてしまうと、PWの上昇により法力を撃てる回数が減ってしまうため不利になる。ゲームクリアの目安はレベル25前後だろう。理屈ではレベル15あればクリアできるらしい。
位 | 世界 | 授けてくれる仏 |
---|---|---|
大師位 | 人間界 | 大日如来 |
明王位 | 地獄界 | 金剛大日如来 |
菩薩位 | 餓鬼界 | 胎蔵大日如来 |
観音位 | 畜生界 | 阿閦如来 |
如来位 | 修羅界 | 多宝如来 |
仏陀位 | 天上界 | 阿弥陀如来 |
レベルがシッタールの強さなら、仏位は称号である。世界解放後、各界の如来に会えばひとつ上がる。上げること自体はステータスに影響しないが、ゲーム進行の要件となっている。最高位の仏陀位を得ることは目的の一つであるし、仏位なしではできないこともある。
いちばんお世話になるのは不動明王から新しい武具を授かるときだろう。不動明王は各界に分身がいて、珠玉と引き替えに位に応じた武具を授けてくれる。武具の更新は、実質、仏位の昇進とセットとなっている。
ちなみに設定によれば、如来は各世界を治める存在なのだそうだ。邪神の出現によって幽閉されてしまったため、あんな隠れ方をしているのだとか。各世界の如来に会うためのヒントは、人間界で教えてもらえる。
5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 |
ダンジョンを照らす月光石。多いほど明るくなるという触れ込みどおり、数によって見える範囲は変わる。ここでは数によってどのように広さが変わるかまとめてみた。ダンジョン探索の参考にしよう。
月光石は1個で1分30秒ほど保つ。20個あれば30分ほど保つ計算となる。6個以上あればフルに照らせるが、残り5個を切ると周囲から徐々に暗くなり、照らせる範囲が狭まってくる。実用範囲は3〜4個程度まで。スポット外の暗いところは地形はもちろん敵の姿も見えなくなる。暗くなる前に脱出するよう心がけよう。
邪鬼の食料品店で買い出し中。安心は十分な蓄えから。
「ガンダーラ」においてHP回復の手段は、もっぱら菩提樹頼みである。ドロップアイテムでも回復できるが、効率的ではない上、できる場所も限られている。法力の源となる法石も、法石屋で満タンにしてもらう方が安全で早い。つまりピンチに陥ったらその場で回復してしのぐということができない。行動の際には、安全な場所に確実に戻れるだけの余裕を常に保つことが重要である。
本作では菩提樹とダンジョン、ストーパー、商店等々、何かと敵地内を往復させられることが多い。備えあれば憂いなし。HP・法石・珠玉・食料はもちろん、解毒剤・月光石にいざというときのための宝玉等々、十分に蓄えてから行動することを心がけよう。
祈るだけで全快する菩提樹は、行動の拠点となるだろう。菩提樹の近くで敵を倒してレベルを上げていけば、それに従い行ける範囲も広がっていく。新しい世界に来たら、菩提樹を探し出すことが最初にすべきこととなる。菩提樹ではHPの他、状態異常を回復できることも覚えておいて損はない。
瀕死になりつつ菩提樹発見! 地獄の仏より頼りになります(おい)。
敵を足止めすると同時に弱体化できる法力は非常に便利だ。かといって濫用していると、いざというとき法石不足で使えなくなってしまう。後半の世界では法力なしでは倒せない敵も数多く出現する。上記二項に通じるが、本当に必要なときに存分に使えるよう、日頃から法力の無駄遣いは控えよう。
扉を開ける鍵、一瞬で脱出できる宝玉。どちらもダンジョンを巡るのに欠かせない。これらアイテムはダンジョン内で現地調達して使い切ってもいいのだが、いくつかストックすることもできる。一度手に入れたらいったんダンジョンを出て、再び手に入れた場所に行けば、また手にすることができるのだ。鍵はそのダンジョンに存在する扉の数だけ、宝玉はいくらでも貯めることができる。
体力や法力に余裕があるときは、鍵や宝玉を余分に稼いでおこう。いくつか蓄えを持っておくと、先の世界で楽できる。
なぜ当たらない! この状況で赤毛の奴やジムだったらやり放題なのに!
シッタールの攻撃範囲は思いのほか小さい。微妙な座標差で攻撃が当たらないことも多い。広い場所なら位置をずらせばいいだけなのだが、狭い場所ではそうはいかない。敵と地形に阻まれ位置関係を変えられず、攻撃を当てられないまま一方的に殴られ続けるということがよくある。また、法力を使ったのはいいけれど、攻撃が当たらない場所で固めてしまうと、とどめを刺せずに法石が無駄になってしまう。消耗を抑えるためにも、こうした事態は避けたいところだ。
残念ながらシッタールは「半キャラずらし」が不得意だ。狭いところでは敵で身動きがとれなくならないよう、気をつけよう。
眼病に悩むクマーララブ。人助けとは自分を助けることでもある。
物知り、商人、病人等々。六凡界には様々な住人がいる。彼らはたいてい穴ぐらの家に住んでいる。入り口を見つけたら、どんどん入って話を聞いてみよう。人間のみならず、仏や友好的な怪物もいる。彼らの協力も心強い支えとなろう。
人間界を解放すれば、隠れていた人々が地上に姿を現す。話しかければ様々なことを教えてくれるだろう。中でも他の世界や邪神に関する情報は、十分に仕入れておきたいところだ。
中には困っている者もいる。仏陀を目指す者ならば、相手が誰であろうと手をさしのべよう。情けは人のためならず。功徳は必ずや自分を助けることになる。