ナイキン・ナイキスとその子分

下っ端子分ども

森の島々の敵

-名前HPAC経験値備考
ツッチーツッチー102最初に戦うことになる下っ端中の下っ端。
まずはこいつでレベルとコインを稼ごう。
時折吐いてくる弾に注意。
ウンガーウンガー103海中から現れ弾を吐く海坊主。
名前は弾を出すときの叫び声に由来する。
みんなまずはこいつに悩まされる。
プルンパプルンパ101いわゆるスライム。数値だけなら最弱。
しかしそこそこの頻度で弾を吐くので厄介。
序盤のダンジョンに潜む。
メラメラ104主に溶岩に棲む火の玉の怪物。
じっとしてないので狙いにくい。
火の玉を放ってくる。
青テレポー青テレポー203青いひとだま。瞬間移動はしない。
スペック的には黄テレポーより弱い。
しかし弾を撃つ分こっちの方が嫌らしい。
バッサバッサ203-お化けコウモリ。
敵の中では最弱の部類に入る。
グラフィックが少々わかりづらくて狙いにくい。
ヌーヌー205海からヌーッと現れ弾を撃つ謎の海獣。
挙動はウンガーと大差ない。
水中の敵はプレイヤー泣かせ。
ズガッタズガッタ204しゃれこうべの化け物。
動きは遅めで弾もそれほど吐かない。
落ち着けばそれほど怖くない相手。
チビガッタチビガッタ306-ちょこまかとつけ回してくるチビガイコツ。
稼ぎの相手としては比較的効率が良い。
ディギンで蹴散らすのが吉。
ポテシポテシ304お化けジャガイモといった怪物。
しかし戦う理由に乏しいので影は薄い。
一箇所にしか出現しないし!
マジローマジロー407-アルマジロの怪物。序盤の難敵。
丸まって高速で転がってくる。
おまけに硬くて倒しづらい。
緑ネック緑ネック307-緑色のヘビ。ネックより弱い。
強さに比して得られる経験値が高い。
非常に稼ぎやすいベストオブザコ。

砂漠の島々の敵

-名前HPAC経験値備考
トゥービートゥービー305見た目はツッチーの変種。
しかし十字型3WAY弾を頻繁に撃ってくる。
速度が遅めなのが救い。中盤の代表的ザコ。
黄メラ黄メラ305-黄色いメラ。主にダンジョンに現れる。
弾を撃たない分メラよりは対処しやすい。
跳ねないが密集されると面倒。
ジャギージャギー608アリジゴクみたいなハサミがブキミな奴。
硬い上頻繁に弾を吐いてくる。
中盤に大挙出現する。本作で最もイヤな敵。
キノッピーキノッピー306-キノコの化け物。
倒しやすくて稼げる割のいい敵。
お茶目とかかわいいとか取説では評される。
テレポーテレポー405-瞬間移動を繰り返すひとだまお化け。
突然目の前に現れ衝突することが多い。
よく見て対処しよう。
メタルプルンパメタルプルンパ817メタルだけにやたら硬いプルンパ。
格段に強く、弱い武器が通用しない。
動きは相変わらず遅い。逃げるが勝ち。
ネックネック409-いつも腹ペコなヘビの怪物。
緑より硬くて倒しづらい。
放っておくと加速する厄介な敵。

北の国の敵

-名前HPAC経験値備考
ピョンキーピョンキー409-北の国で待ち受ける一つ目お化け。
常に跳ね廻るので狙いづらい。
竜巻があると倒しやすい。
ミラキーミラキー606-剣と盾しか見えない透明剣士。
ボルフェスのそばにワープしてくる。
テレポー同様鉢合わせに注意。
シャーベシャーベ609青い毛皮をまとった怪物。
氷の結晶を吐きながらワラワラと寄ってくる。
毛皮の下は雪女とも言われる。地味に嫌な敵。
ズドランズドラン608-首だけの竜のような怪物。
北の国の敵では対処しやすい方。
星を護る何とかヘッダーではない。
黄ズガッタ黄ズガッタ6010黄色いズガッタ。
ズガッタより強いが挙動は同じ。
これも落ち着けば戦いやすい相手。
ハリーハリー4012-ナイキス城の番兵。
終盤の敵ではかなり相手にしやすい。
最後のレベル上げに好適。
赤ピョンキー赤ピョンキー2012-赤いピョンキー。
弱いのに得られる経験値が非常に高い。
最後まで経験値をくれる貴重な敵。
エイガーエイガー4012エイの化け物。
高速で飛びながら大量に弾を吐く。
無理して戦う相手ではない。
赤ハリー赤ハリー3214赤いハリー。ハリーより格段に強い。
弱い武器は効かず剣まで投げてくる。
無視するのが得策。最強のザコ。

名称は取説に準拠。一部取説に基づき荒井が勝手に命名。

 色違いも含め「ボルフェス」には28種類のザコキャラが登場し、様々なパターンでプレイヤーを困らせてくれる。そのアルゴリズムはプログラマー富さんが「いままで(PC88)の不自由さに対する復讐」と振り返ったほどだ。そのアクション性の高さゆえしばしば難しいと評される本作だが、敵についてよく知っておけば、有利に冒険を進められるだろう。
 敵を倒すと経験値が得られるが、得られる量はレベルが上がるごとに1ずつ減っていく(厳密には獲得経験値=デフォルト経験値-(LV-1))。また、ときおりハートやコインを落とすこともあるが、出現率はランダムである。経験値が得られなくなった敵からはハートもコインも得られなくなる。レベルを上げた方が戦闘では有利だが、回復の点では不利になる。ゆえにレベルはそこそこに上げながら進めるのが望ましい。
 敵の多くは、マップ上に突然発生するワームホールのようなところから出現する。「穴」自体に当たり判定はないが、目の前にいきなり現れると焦りやすい。落ち着いて対処したい。
 ところで表では便宜上AC(アーマークラス)と呼んでいるが、これは敵の防御力のことである。具体的にはこの数値だけボルフェスや悪魔の攻撃が相殺される。つまり防御力2の敵に威力2以下のアイテムや魔法で攻撃してもダメージを与えられないが、威力4の武器や魔法ならば、防御力との差2ポイントだけダメージが与えられるということだ。マーゴの「よわむしおんぷ」は、この防御力を、直後の一撃に限り1下げるわけである。


最強の幹部たち

-名前HPAC経験値備考
オタキュラーオタキュラー8016大ダコの怪物。最初に出会うボスキャラ。
スミを吐いて攻撃してくる。
ボスの中では最弱だがボルフェスも弱いので苦戦する。
バッテラーバッテラー32116ピョンピョン跳ね回るバッタの怪物。
杖が通用せず「接近戦」を挑むことになる。
「ボルフェス」屈指のアニメパターンは必見。
デガンタデガンタ20120いわゆるスケルトン。ガイコツお化け。
投げつける骨は当たると痛い。
重要なアイテムを守っている。
黄オタキュラー黄オタキュラー16016黄色いオタキュラー。
青の2倍強いが会う頃はそう苦戦しないはず。
やっぱりスミ攻撃に注意。
フロストデカツッチーフロストデカツッチー32164氷の力をまとった巨大なツッチー。
氷の結晶を投げて攻撃してくる。
「遠距離」から確実に攻めよう。
アイスタロスアイスタロス48128鎧巨人。最高幹部の一人。
リングを投げながら追い詰めるように迫ってくる。
やられそうになると動きが速くなる。
メタルバッテラーメタルバッテラー32248全身金属のバッテラー。
バッテラー以上に強力で並の武器では倒せない。
しかし飛び道具が通用する分バッテラーより楽。
デカツッチーデカツッチー32280ツッチーの親玉。強いのは序盤の仕返しとも。
3WAYの泥団子攻撃がインパクト大。
体当たりにも気をつけよう。
タロスタロス48164ナイキス城を守る赤いタロス。
ナイキス軍団でも敵う者がないほど強いらしい。
しかしある武器にはめっぽう弱い。

名称は取説に準拠。一部取説に基づき荒井が勝手に命名。

 ARPGのおやくそくデカキャラ戦も、もちろんもれなく楽しめる。「ボルフェス」のデカキャラ戦は「ゼルダの伝説」や「イース」同様、密室内でタイマンで殴り合うというスタイルだ。「イース」同様離脱はできないが、「ゼルダ」同様アイテムの途中交換が可能だ。悪魔を呼び出して戦ってもらうこともできる。
 注目して欲しいのは各ボス敵のACである。ボスによっては弱い武器ではダメージを与えられないことがある。そのような事態に備え、攻撃用アイテムを見つけたら、なるべくそろえておくことをおすすめしたい。最悪の場合ハマって前のデータからやり直す羽目になる。


ナイキス4段変化

段階-HPAC経験値備考
1ナイキン第一形態123128巨人形態。
高速弾を撃つ。
2ナイキン第二形態163128マッチョな悪魔形態。
パターンは1段階とあまり変わらない。
3ナイキン第三形態203128小悪魔形態。
瞬間移動する。
4ナイキン最終形態2030真の姿。
あえてノーコメント。

 「ボルフェス」最後の敵である大魔神ナイキン・ナイキス。こいつを懲らしめることが本作の最終目的である。ナイキンは一度倒しても変身してどこかに逃げてしまい、4回にわたって戦うことになる。そして変身するたびより手強くなる。
 ここでは各形態の特徴を簡単に述べるにとどめておく。どうやって倒すかは、プレイヤーの皆さんに試行錯誤していただきたい。もし「いのちのかんづめ」が手に入るようなことがあれば、最後の最後まで取っておくことをおすすめする。
 はっきり言ってナイキンは強い。他のデカキャラの比でないほど強い。見事ナイキンを降参させればゲームクリアだ!

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