攻略推奨レベル:5〜
所要時間目安:約6時間
入手可能アイテム:魔法のお守り,おどレーター,T&Eパック,×の剣,雲の石
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レベル4〜5程度まで上げたら、フェアリーランドは自由に歩けるようになる。そうなったらそろそろ遠出を始めよう。最初の目的地は、街で何度かその名を耳にする「ハーベルの塔」(The tower of Harvel)だ。森の街から北15分ほどの距離にある。高さは空前絶後の200階。ドルアーガの塔の3倍以上で、ダームの塔ならほぼ8倍(おい)。翌年発売されたポプコムソフトの「サバッシュ」に210階建ての塔が登場するのは、ハーベルの塔の影響だろうとささやかれている。それほどまでにインパクト十分で、発売前からファンの間で話題になった。雲をぶち抜きそそり立つその姿は本作のコンセプトアートにメインで描かれており、「3」のランドマークと呼べる存在だ。さすがに200階の全てを載せるにはこのページは狭いので、適当な階だけ抽出したのはご勘弁を。
塔の構造をおおざっぱに説明すると、1階と2階の各フロアは3x3の9画面で構成されており、同じく3階〜6階が各2x2の4画面、それ以上、7階から200階までは1フロア1画面となっている。各階は階段で往来するが、2階から190階まではエレベーターが通じており、高層階へのショートカットが可能だ(ただし7階-30階には停まらない)。200階建てとはいうものの、その全てをいちいち攻略しなければ登れない、という場所ではないので安心しよう(まぁ、自力で隠しアイテムを探そうというのなら、1階ずつ登っていくことにはなろうが)。イクラ丼が食べたかったかい?
ただし、エレベーターはそのままでは使えない。使うには起動してやる必要がある。起動スイッチは低層階の「いかにも」な場所にあるので、がんばって探していただきたい。いくつか存在する通り抜けられる壁を見つければ、だいぶ探索が楽になるだろう。
ところで森の街でしっかり情報を集めていれば、「空の上の町」の噂を仕入れているだろう。ハーベルの塔での目的はまず、その話を確かめることだ。天に届くほどの塔だから、登れば雲の上の様子もわかるだろう。上層階のところどころには、窓が開いているところがある。外に踏み出せば地面まで真っ逆さま、通常、転落死は免れないが...
ついでに、往事のT&Eソフトではハーベルの塔を低レベルで歩いて登りきろうという遊びがはやったことがあったそうだ。巧い人はなんとレベル1の修道士で踏破してしまったとか!
塔に踏み込めば、怪物もフィールドより手強くなる。上に行くほど強い怪物が現れるのは塔のおやくそくだ。下層階に出現するスライムと吸血こうもりは善良な怪物なので攻撃してこないが、狭い場所で通路をふさぐように現れることがしばしばなので、むしろ手出しできないのが厄介なぐらいだ。
塔の中で格好の相手となるのはなんといっても電気モンスターのバルバル・エルガル兄弟である。見た目は同じだがエルガルの方が若干攻撃的で、得られる経験値も高い。どちらも電撃で攻撃してくるので、「壁抜けアタック」で対処してやろう。
最も恐ろしいのは吸血鬼だろう。こいつは素早い上攻撃力も高く、「壁抜けアタック」で攻撃してくることもある。弱いうちのはち合わせは避けたい相手だ。目を閉じると姿が見づらくなるダークアイも要注意の存在である。塔ではこの2匹に苦戦しなくなる程度まで、レベルも上げておきたい。
ところで後発のPC98版やファミコン版等では最上階にボスキャラが登場し、戦闘が必須となった。オリジナル版は容量の都合か、何のイベントも発生しない。