Written by 本名荒井
かくてれべる上げのため特訓中。セチーフ周辺ではその名も「ザコ」が戦いやすい。ハパザードの雑魚敵はみんなおもしろいセリフをしゃべるけど、コイツはザコだけに「カルシウムが足りません」とのたまう。遊びはボクらのカルシューム!(違)
サイコロプスにゲンパ炸裂! ゲンパは敵に関係なく40のダメージを与えられる攻撃呪文。当然相応のまほうを消費するが、直接攻撃以上に確実に攻撃できるのが魅力だ。うまく使えば戦闘がグっとラクになるゾ。
島を東西に分ける川にかかる橋は、「亀の呪い」のおかげで渡れなくなっていた。まさか「ノロい」から「亀」なのか?
それはさておきこの手のRPGだと呪いを破るアイテムがあるものなんだけど...そういやさっき覚えた新しい呪文はどんなんだっけ。
見事呪いを解いて橋の向こうへ。ヨーブの街では極東から入荷したという強力な武器が手に入る。「呪われた」アイテムもあるけれど、ここに来られるれべるなら、そう困ることもない...カナ?
ついでに街を見物してみると、ベスト電器が開店セールの真っ最中。立ち寄ると暗号みたいなアルファベットの文字列を教えてくれた。これはリンクスのボードコード。今で言うURLのようなもので、コレを打ち込むことでリンクスの各コーナーに直接アクセスすることができた。おそらくBam!ネットの隠しページが見られたのだろう。Bam!ネットはベスト電器傘下のサービスだったんだヨ。
美女が営む「ニューヨーブ」。良心的な価格設定に宿泊を即決すると、女主人が思わせぶりに愛想を振りまいてきた。ムフフと思いきや...たいがいそんなことだろうと思ったよ!!!(泣)
「体が灼けるように熱いわ!」 ヨーブ周辺にはセチーフよりもさらに強い魔物が登場する。このトリドもそのひとつ。制作者が気に入っていたのか、続編にも登場する。
ちなみに出現する魔物の種類は、キミがマップ上のどのエリアにいるかだけを判別して切り替えている。地形によって現れる魔物が変わるということはない。山でも森でも安心して踏み込めるぞ。
ヨーブの北にはロマーナの城がある。しかし入ろうとすると衛兵が現れて、けんもほろろに門前払いされた。入るには何か条件があるようだ。
タリアでシのクマに再挑戦! れべるも上がり、装備も改め準備は万端。それでも侮れないほどシのクマは強いが、今度は負けないぞ!..だけどあのチョピってヤツ、ホントに魔物だったのかなァ?
シのクマを倒すと、襲われていた女の子がお礼を述べてくれた。彼女はタリアの王女ファイス。王女は父さんの行き先を教えてくれるとともに「てんのたま」を授けてくれた。さらに回復アイテムももらえたりするが、何がもらえるかはキミの行動次第。ところで「ひがしのロマーナ」って、西の間違いだよナ。
ところでタリアで王女を助けないで様子を見ていると、こんなメッセージが表示される。ハパザードは全年齢対象のRPGだけど、メインターゲットの中高生が好きそうなテキストが埋め込まれている。さっきのヤツといい、エロに飢えていた中学男はこの程度のことで大喜びして、鼻の下を伸ばしていたんだよなぁ。
ここは某所。噂に聞いた闇の道具屋。扱っているものは秘密だが、どうやらここではアレを交換してもらえるらしい。それと呪われたアイテムについても教えてもらった。そうか、やっぱりソレは呪われてるのか...
改めてロマーナへ。今度こそ話が聞けると思いきや、さっきの衛兵がまた立ちはだかる。これに耐えられたら中に入れてやると攻撃を仕掛けてきたが、その正体はガイジン部隊の隊長だった! さすが隊長、強烈な一撃にあえなく退散...「いいガイジンにはなれんぞ!」って余計なお世話だい!!
傷心を抱えてヨーブの南へ。森の中の一軒家にはお婆さんが一人で住んでいた。街の話を聞かせてくれとせがまれるので話し相手になると、ごちそうしてくれた特製スープのおかげで心身ともどもすっかり元気になった。
ここでは無料でげんきとまりょくを回復できる。最寄りの宿屋がアレだからここを使えということだろうけど、こういう配慮はウレシイね。
おばあさんの家の近所には泉がある。いかにも何かありそうなので調べてみると案の定、泉の精が現れて、別のボードコードを教えてくれた。ネットと連動するゲームは今じゃあたりまえになったけど、「ハパザード」は時代を先取りしていたと言えなくもない。
三度目の正直! ロマーナに行くとさっきのガイジン隊長が現れまた攻撃してきたが、こちらも成長している。今度は耐えきった! キミを気に入った隊長が「ガイジン部隊に入らないか?」とスカウトしてくるけれど、ともかくこれで城に入れるぞ。
城ではニーナ王女がキミを待っていた。ここで有力情報が! 彼女によれば父さんは南のアノーメに行ったらしい。隊長のスカウトはしつこいし、「ちのたま」ももらった。さっそくアノーメへ向かうとしよう。
アノーメ城で待っていたのは、あからさまに不自然でブサイクな王女だった。また何かの冗談かと思いきや、その裏には深刻な事情が隠れていた。冒険はここから急展開を見せ始める。
アノーメで聞いた話によれば、王女フィルは魔物に誘拐されていた。そのショックで王は発狂し、自分が王女だと思い込むようになってしまった。そして父さん・ラザフは王女を救出すべく、魔の城に行ったきりだというではないか!
「魔の城に近づくためには神殿の力が必要だ。」 そういうわけで神殿に近いヒーラの街に戻ることにした。サセンの呪文を覚えているので、帰るときは一瞬だ。
なお、島の南西部には、地上最強クラスの魔物が出現する。相手にせざるを得ないときは、魔法を使えば断然ラクに戦えるだろう。特に攻撃力を1.5倍するカジバは地味ながら、手数を要するげんきの高い魔物に対して有効だ。もっとも、一番のオススメは戦わずに逃げることだけどネ(おい)。
どうやら玉は島を救う救世主の証らしい。アノーメで「むようのたま」を受け取り、3つ全ての玉が揃った。玉が集まったときに蘇る神殿の力とは、玉の持ち主を悪魔の穴に送り届けるというもの。父さんの行方、さらわれたフィル姫、魔物が跋扈する理由。全ての謎の答えはそこにある。「ハパザード」、いよいよクライマックスへ!