もっと大きい画像が欲しい方は各画像右クリック→「名前を付けて画像を保存」で、縮小前のものが保存できます。
画像 | 仮称 | 得点 | お金 | 気 | 地形 | 特記事項 |
---|---|---|---|---|---|---|
チビガイコツ | 250 | 10 | △(※) | × | ホネを高く放ってくる。 | |
ドクロ虫 | 350 | 50 | ○ | × | 出し抜けにハイジャンプしてくる。 | |
お岩さん | 350 | 50 | × | ○ | 本作の紅一点(?)。幽霊君を追ってくる。固い。 | |
火の玉 | 150 | 10 | × | ○ | こいつも幽霊君を追ってくる。しつこい。 | |
血飛沫 | 350 | 10 | × | × | 血の池から吹き上がる。バリアで相殺可。 | |
下駄 | 300 | 10 | × | ○ | なぜか上から振ってくる。バリアで相殺可。 | |
ホネ | 350 | 10 | × | × | チビガイコツの投げる骨。バリアで相殺すると得点。 |
名称は荒井が勝手に命名したもの
※「気」のかわりにホネを投げてくる。
暗い洞窟を抜けると、空は禍々しい紅色に染まっていた。針山の次は緊迫感みなぎる血の池地獄だ。ところどころにある血だまりにうっかり突っ込めば、幽霊君はダメージを受けてしまう。
弾を吐いてくる妖怪は少ないが、それでもこれまで以上の激戦が待つステージである。どの妖怪も固い。しかもしつこい。バックアタックでさえ一撃で倒せない奴までいる。こんな連中が多数出現する中をかいくぐらなければならないのだ。
まずは序盤のガイコツ4連戦が一仕事。ここを乗り越えてからが本番である。地上を這うザコ妖怪は最上段にいればほぼかわせるが、火の玉やお岩さんのように、地形を無視して幽霊君を付け回してくる連中はそういかない。追いかけてくる習性を利用して一箇所にまとめ、バックアタックでまとめて吹き飛ばしてしまいたい。
妖怪以上に注意しなければならないのは、上から降ってくる下駄と、池から飛んでくる血飛沫だ。どちらも攻撃が効かない。下駄は4面のハリと同じ要領でかわせるが、5面は上段にいることが多くなるので、衝突の可能性も高くなる。血飛沫は一定時間ごとに吹き上がる。池にさしかかったらタイミングを見てさっと横断する必要がある。さいわい5面にはストップウォッチがいくつか隠されている。これを使えば相当楽になるだろう。
5面のボーナスステージは、どういうわけか一つしかない。地形が入り組んでいるため、すばやく幽霊君を動かさなければならない。
LIFE:8,得点:25000点,全4体出現
4面には二種類の中ボスが出現する。ひとつは空中を浮遊しながら首を伸ばしてくるガイコツである。MSXでは珍しいスムーズな多関節表現は必見! プログラマー酒井さんの技量の高さが垣間見える。弱点は頭蓋骨。バックアタックでもおちょコ玉でもダメージを与えられる。
単体ならばデカキャラの中ではわりと弱い方である。しかしこいつが厄介なのは、4体連続で出現することだ。しかも4面のコンティニューポイントは4体目を倒した直後にある。こいつらに四連勝しないことには、まったく先に進めないのだ!
なのでいかにダメージや消耗を抑えつつ、戦い抜くかが重要となる。見切る自信があるのなら頭部にバックアタックを当て続けるのがいいのだが、自信がないならおちょコ玉だけでも十分戦える。
ガイコツは幽霊君を追跡しながら、周期的に弾を3発撃ってくる。おちょコ玉を主力にする場合は、避け中心の戦法となる。∞を描くように移動しながら、ガイコツに向かっておちょコ玉をバラ撒くのが基本だ。攻撃は当てにいくというよりも、バラ撒いたおちょコ玉にガイコツを突っ込ませるイメージだ。その方法でも案外当てられる。弾の威力は小さい。数発くらいなら喰らってもへっちゃらだが、もちろん当たりすぎるのはよくないので、当たらないに越したことはない。追い詰められそうになったら、バックアタック高速移動で間合いを離そう。もちろん隙あらば、頭部にバックアタックを噛ましてもいい。倒すと泡を吹いて沈んでいくが、この際大量に弾を吐き出すことがあるので注意しよう。
4連戦は長丁場なので、集中力を切らさないようにするのもポイントだ。4連戦中、一箇所だけハートが隠されている。ここで回復できるとかなり助かるだろう。逆に途中でコンティニューした場合、所持金を失った状態で1体目からやり直しとなるので、相当にハードな戦いとなる。
LIFE:12,得点:5000点
もう一体の中ボスは、大きな殻を背負ったカタツムリである。画面下を左右に往復しながら、続けざまに水色の渦巻き弾を撃ってくる。殻に攻撃は効かない。殻から出ている顔を狙うしかない。
そのためには渦巻き弾の弾幕をどうにかしなければならない。渦巻き弾はおちょコ玉で相殺可能だが、量が多いので攻撃の手を緩めると打ち負けてしまう。おちょコ玉で相殺しつつ、隙をうかがおう。渦巻き弾を相殺しながらカタツムリの前に待機し、弾幕が切れたら即バックアタックだ。バックアタックを受けると、カタツムリはしばらく殻の中に頭をひっこめるが、そうなっている間は攻撃が効かない。渦巻き弾は絶えず吐き続けているので、さっさと離脱して次の攻撃に備えよう。
ライフは12と多めである。勝利の秘訣はテンポの良い攻撃。乱れると大ダメージを受けやすい。大カタツムリ戦は同じ作業の繰り返しになるため、リズムを崩さないことが肝要である。
LIFE:14,得点:50000点
5面のボスはこれまでとはひと味違う。ボスの間に到着するなり画面が暗転し、上から特大サイズのボスキャラが降りてくる。幽霊君屈指の超大型ボスは、巨大なおちょコ玉である。8体のチビおちょコ玉を従え、やる気に燃える血走った目で、幽霊君の前に立ちはだかる。当時の低スペックコンピューターでは、キャラクターを背景として描くことで、超巨大キャラを実現していた。ファミコンとかでよく見た技法である。だからうしろが真っ暗なわけである。
さておき、弱点は顔面である(目しかないけど)。的が大きいので狙うのはかんたんだが、おちょコ玉の射程まで近づく必要がある上、周囲をぐるぐる回るチビ玉が邪魔になる。まずはチビ玉におちょコ玉を撃ちこんで、ガードを剥がしてやろう。剥がれた後はおちょコ玉でもバックアタックでも攻撃可能だが、バックアタックの方が難易度が高い。チビ玉は漸次補填されるので、絶えずガードを剥がしてやらなければならない。
ダメージを受けると、巨大おちょコ玉は二通りの方法で反撃してくる。ひとつはチビ玉シュート、もうひとつは7WAY弾である。チビ玉はおちょコ玉で相殺可能だが、高速に飛んでくるので、迎撃が追いつかないことがある。7WAY弾も本体近くは間隔が狭い。攻撃を当てたらバックアタック高速移動で画面左端に下がると、どちらも余裕をもって対処できる。両方とも当たれば確実にライフが減る。戦いは長丁場になるので、積み重なればじわじわ追い込まれることになる。しっかりかわしていきたい。
巨大おちょコ玉戦は、ヒット&アウェイが安全かつ確実な戦法だろう。途中、回避の要となるバックアタックゲージが尽きたら、画面左端で待機して回復させよう。実はこのボス、こちらが攻撃しない限り、攻撃してこない。