例によって広さの割に怪物が少ない塔。 Splint Mail,Cloth,+3 Small Shield等の宝物が手に入る。 隠し部屋もいくつかあるが入るだけ無駄。 |
中にいるのはわずかなCAMAZOTZのみだが、 一度入ったらMantleなしでは出られない恐怖の塔。 ただしGiant SlayerとShort Swordが見つけられる。 あえて攻略せずLevel 9に行ってしまうのも一つの選択肢。 この塔にも隠し部屋があるが、入る旨みは全くない。 |
天井にある塔。当然ただ歩くだけでは行けない。 SPECTATORはこの塔にしか出現しないレアな怪物。なぜか第3小隊だけ登場しない。 最深部にElixirがあるものの、全ての部屋に鍵が掛かっている。 Keyが惜しいならスルーしてもよかろう。 |
AMPHISBAENA (アンフィスバエンド) |
アンフィスバエナの名で有名。頭が二つあるヘビ。出典は何かの伝説らしい。 | |
GIANT FIRE (ジャイアントファイヤー) |
炎の魔人。高いSTRが怖い。このあたりからそろそろアイテムのお世話になる。 | |
WYVERN (ウァヴァーン) |
ワイバーンこと飛竜。フィールド上を飛んでいるので追っかけづらい。 | |
SPECTATOR (スペクテーター) |
塔にのみ出現する怪物。第3小隊は出現しない模様。 | |
SPINED DEVIL (スペンドデビル) |
下っ端悪魔。いくつかの魔法が効かない。 | |
CHARON (チャロン) |
赤い魔法使い。唱えてくるCorrosionの威力は侮れない。 | |
SHAMBLING (シャンブリン) |
正式名称Shambling Mound。悪霊。Deathこそ効かないがLv8では弱い方。 | |
CAMAZOTZ (ケマゾツ) |
トーテムポールみたいな謎のザコ。その存在感のせいか一部ファンに絶大な人気がある。 |
CAMAZOTZ,GIANT FIRE,CHARON等々、このあたりからかなり強力なザコ怪物が増え、まともに殴り合うと甚大な被害を受けるようになる。そろそろ必要に応じ、HourglassやDemons Ringを投入していこう。フィールド上で使うなら、アイテムが有効な間にできるだけ多くの怪物をまとめて片付けてしまいたい。
これまではフィールド上の怪物を掃討した後に塔を攻略することがほとんどだった。Level 8ではいきなり塔を攻略した方が楽だろう。
MSX版のグラフィックは他の機種とはかなり違う。モノトーン調の落ち着いた色調が印象的なPC88やX1版に対し、MSX版は多色刷りを多用したカラフルなものとなっている。一方他機種の怪物やアイテムは、デザイナー山根ともおさんがわずか3色であれだけのものを描ききり、その天才ぶりを遺憾なく発揮していたが、MSX版ではさらに厳しい制約ゆえ1色に減ってしまっている。これが逆だったら「ザナドゥMSX」はZXスペクトラムのような画面になっていたのであろうか。
BGMも違う。他の機種では「La valse pour Xanadu」他二曲くらいだが、MSXでは新曲がいくつか用意され、場面によって曲が切り替わる。デカキャラそれぞれにもテーマ曲があるのだが、だいたい瞬殺してしまうのでループして聴けないのが悩みと言えば悩みである。
カラフルなマップに単色の怪物。MSX版のグラフィックの特徴だ。
そういうわけでLevel 8の「世界地図」マップも、MSX版はカラフルで装い新たなのであった。
単色ながら、ここまでくると怪物はかなり強いのばかりである。にもかかわらずこちらの装備はFull Plate&Halberd以来それほど変わっていない。そこで出番となるのがHourglassとDemons Ringである。Hourglassは一定時間敵の動きを止められるアイテムで、Demons Ringは同じく自分が無敵になる。これを使って効き目が続いている間、怪物をやっつけまくるのである。特に塔でHourglassをつかうと格段にラクになった。
Level 8の塔はMantle遣いがカギである。Mantleなしでは脱出できない塔があるのだが、そこには待望の新兵器Giant Slayerがある。それとWinged-bootsを使わなければ行けない塔もあって、こちらには超貴重品のElixirがある。そこでこの二つの塔を廻るとき、Mantleを使うのである。各Levelの塔マップは4×16の長方形に収まるわけだが、Mantleで壁をすり抜ければ別の塔に移れる。まずは出られない方の塔に入り宝物をかっさらった後、ある部屋でMantleを使ってElixirのある部屋に出れば、Winged-bootsなしで塔に入れて、鍵も節約できるという寸法である。
MSXの弱点欠けてチラつくスプライト。スクリーンショット撮るのに悩まされた。
ところでこの記事で使っているマップはスクリーンショットを1枚1枚切り貼りして作っているのだが、MSXならではの問題に悩まされた。MSX版では怪物もアイテムもスプライトで表示される。なのにスプライトの水平方向表示制限でキャラが5枚以上横に並ぶとちらつきまくって、全部のキャラが写ったショットが撮れないのである。塔では部屋に入るなり怪物が動き出すので、五つ以上のキャラが横に並んでいると撮るのが面倒くさい。ところがHourGlassを使えば、撮影がかなりラクになることにも気が付いた...もっと早く気付けばよかったのである(泣)